「長期」「積立」「分散」という、資産運用に大事な基本

人生100年時代といわれる現代、老後の備えなどの将来に向けた資産形成を考えている人は多いでしょう。銀行に預けてもお金が増えない今、「投資をしたほうがいい」って頭では分かってる……でも、「損するのが怖い」「難しくてよくわからない」と足踏みしてしまう。投資はなんとなく怖くてやっていない。そんな方も、多いのでは? 

確かに、投資にはリスクがある。だが、資産形成に必要な3つの基本を押さえることで、投資のリスクを減らすことができるのだ。

目次

安心して投資するコツは「長期」「積立」「分散」

画像:SBI証券

「長期・積立・分散」は、世界的にも資産運用の王道とされています。これは、世界の経済活動に対して分散してコツコツと投資することで、中長期的に世界経済の成長率を上回るリターンを目指すというもので、働きながら「長い目で資産を育てていきたい」という方にぴったりの方法です

「長期」でじっくり運用

長期で投資をすると、短期で投資した場合に比べてリターンの振れ幅が小さくなり安定的なリターンが期待できます。

1年や2年という短い期間ではできないことも、時間をかければお金を増やすことは可能です。運用期間が長ければ長いほど複利の効果が実感できます。

画像:SMBC日興証券

「積立」コツコツと

普段の生活では、値下がりしている商品を多めに買い、値上がりしている商品を買い控えるという行動を誰もが自然に取っています。

しかし、こと金融商品となると、「損をしたくない」という感情が邪魔をします。値上がりしている投資信託や株はもっと上がるのではと期待して(本当は割高なのに)買い、値下がりするともっと下がるのではと不安になって(本当は割安なのに)売ってしまうという人がとても多いと言われています。

積立投資は、月に一度などの決まった間隔で、同じ金額をコツコツと投資に充てていく方法です。株価や為替相場などの一時的な動きに左右されず、淡々と資金を積み立てられることが、積立投資のメリットです。

「損をしたくない」という感情に左右されず、淡々と資金を積み立てる仕組みは、資産形成においてとても有効な方法だといえます。

積立投資とは、自分が決めたタイミング・金額で定期的に金融商品を購入する投資方法です。積立投資とは、価格が変動する商品(投資信託など)を定期的に一定額(自分で決めた額)買い付けていく投資方法です。毎月の投資金額を一定とすることで、「価格が低いときには購入量が多く、価格が高いときには購入量が少なく」なります。特に、定額で購入する方法は「ドル・コスト平均法」といって、「長期・積立・分散投資」を実践するうえでの大きな武器となります。

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「分散」でバランスよく

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1つの銘柄だけに投資すると、失敗した時のリスクは甚大。そこで、値動きの異なる金融商品に分散する事で、リスクは抑えます。

資産運用にはリスク(損をする可能性)がつきものです。一つの国や会社に集中して投資していると、その国や会社にだけ依存してしまうため、時としてうまくいかなくなることがあります。世界中のさまざまな資産に分散して投資をしておけば、ある資産が価値を下げてもほかの資産については異なる値動きが期待できるため、リスクを効果的に抑えることができます。

分散投資とは、複数の値動きの異なる投資対象を組み合わせて投資することによって全体のリスクを低減する投資手法です。主な分散の方法に“金融商品”の分散と“地域”の分散があります。

地域の分散投資は、世界へ幅広く投資することで、世界中の国や企業、そこで働く人々が生み出した利益からリターンを得ることを狙います。

画像:りそな銀行
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*分散投資は、国内株式・国内債券・先進国株式・先進国債券・新興国株式・新興国債券の6資産に均等分散投資

今回のまとめ

今回は「長期」「積立」「分散」という、資産運用に大事な基本を説明しました。この3つの基本は安心して投資するコツになります。

私の愛読書の『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも、「リスクは投資期間に依存する」といった内容が書かれています。「投資期間が例えば20年以上とかなり長期間でなければ、株式から平均的に得られる高いリターンを手にすることは難しい」と書かれています。長期間投資することによってリスクが縮小するので、投資を考える上では期間が重要だと説明されています

この長期投資と分散投資をしながら運用すれば大きな資産が築けます。

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